絵描きのご挨拶

「守り人の洞窟」の白井弓子です。およそ3年前、「精霊の守り人」を読んでがつーんとほれ込んでしまい、書き溜めたイラストの置き場としてファンサイトを開きました。今ではお絵かき掲示板など、皆さんが集まってくださる場に発展し、ひとりさびしくファンをやっていた最初からは想像できない展開、ほんとにうれしいです。

さらにびっくりすることに、今回うれしいご縁で「狐笛のかなた」の絵を描かせて頂くことができました。これまで「守り人シリーズ」で思いいれのままに思う存分ファンアートを描いてきたわけですが、今回の挿し絵ではあくまで読者の皆さんの想像力を邪魔せず促すという役目に徹することになりました。上橋さんえがくところの生き生きとしたキャラクターたちが脳裏を走りまわって困りましたが(^^;その姿は必ずや読む人の中を自由にかけめぐってくれると思います。守り人とはまた違った魅力にあふれた「狐笛」の世界をお楽しみください。

上橋さんにはこれまでメールでイベントや放送出演の情報などをいただいており、由良さんのサイトなどを通じて皆さんにお知らせしてきましたが、これを機会に由良さんのサイト「夢見る魂の語り部/上橋菜穂子FANページ」と共同で交流の機会をもうけることになりました。先生、研究者、そして作家、と何足ものワラジをはく上橋さん、ワラジをつっかけたままで来てくださることになると思いますが、せっかくの機会、楽しく過ごしましょう〜

白井弓子